昨日8月22日の名古屋での、「無党派・市民派 自治体議員と市民のネットワーク」主催の愛知県高浜市・森貞述市長の講演会の報告。
当日、会場から速報的に、 講演会の進行に合わせて、その状況をブログで順次追加してアップしてみました。
速記や実録でなく、私(寺町ともまさ)の意訳や印象を書いたものです。
そのブログ 「てらまち・ねっと」 から、転載。
◆速報ブログに挑戦/今日は名古屋で愛知県高浜市・森貞述市長の講演会
関係者や参加者の、それぞれの感想や報告は、順次、アップされると思う。
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●まず、講師の森市長から事前に提供されたレジメとしての資料は次。
仕上げは、横断幕
鈴鹿の杉本議員のところに来ているインターンシップの学生さん、
お二人も手伝ってくれる。
●10時開会
進行は東浦町議の神谷さん。
あいさつは自治ネット代表で、
先日の松阪市議選で上位当選した海住さん。
9月で市長20年になるので、まずそのまとめをしたい。
高浜は介護保険料が高い。それはサービスのメニューの反映だ。
福祉というのは地域の内需だ。
●10時半
自治ネットの設立メンバーの片岡さん。
今は、岩倉市長1年目)
いわゆる2007年問題。
団塊の世代の人たちのこと。
これらの人たちをどう社会で居場所を確保することが行政の仕事。
ただ、入口を作るのであって、実際に動くのは住民。
●10時45分
人が地域の中で循環するように。
地域内分権のこと。
高浜の地域内分権、それは「まちづくり協議会」。
(上の図の左側の水色部分)
地域のことは地域の人が考える。
自分たちのことは自分たちでやる、それが一番効果が上がる。
行政の職員が思いつかないことをやる。
行政は、かなわない。
団塊の世代、そのいった実力のある人たちを生かす。
それが私たち役所の側。
権限と財源を渡す。
そうすれば、きちっとお考えになる。
額は、個人の市民税の1%をメドにしている。
議論の過程をとおして、さらに前向きになっていく。
国や県の護送船団の一番後ろから行くのがいいのか。
私は、間違っていてもいいから、まずやってみる。
失敗したら直せばいい。
確かにリスクはあるが、失敗しても達成感はある。
そいう繰り返しの中で、伸びていく。
団塊の世代の人たちは、すでに企業の中でそういうことをやってきた。
●(11時 アップ) (参加者・約60名)
住民の方が力がある。
現場では。
職員は頼りない。
じゃどうして、そんな高い給料を出すのか、そんなことになる。
そうでなく、職員は、政策形成能力が大事。
職員が高まったことの一つ。
高浜市の介護「予防」。
職員が議論して介護「予防」ことをしなければ、ということになった。
国に先行した。
もう一つは、常設型の住民投票条例。
私がつくりたいと言ったら、職員たちがいろいろと考えて作ってくれた。
●人口3万2千人のまち。
小学校区単位のまちづくり協議会。
公園の整備管理なども自分たちでやる。
地域通貨も作っている。
整備の仕事をした人のお礼に地域通貨を渡す。
たとえばもらった人が喫茶店に行って、それを使う。
地域内循環だ。
●(11時15分 アップ)
次は、自治基本条例をつくろうということ。
その時、議員さんも一緒にということ。
地方自治法の基本構想の議決要件。
私たちは、地域の計画、それを基本計画に反映させる。
いま、地域からほぼ出そろっている。
役所で職員が議論をたたかわせて作るより、ずっといいもの。
住民自治だ。もちろん、これは、私の希望を含めてもいるけれど。
自分自身が差別化をすること。
よそがやっているから、うちも、そういう同じことをやっていくと、
財政規模や人口、面積の多いところが強いに決まっている。
職員のものを見る目。ブランド意識ではないこと。
職員を鍛えるしかない。
そういう風にしていってやっと今になった。
私のところでは、造るものはなかった。
人に聞かれた時、私は職員を育てた、市民を育てた、と(答えたい)
この前の選挙で初めてマニフェストを作った。
しかし、マニフェストは市の総合計画とうまく整合しない。
工程表も出すから、悩ましい。
もう一つ、自分で総括をすると、
どんなことがあっても、自分の軸足をブレさせないこと。
これは、会場におみえの岩倉市長へのエールでもある。
15歳までの医療費について、「1割負担」とした。
いろんな人がいるし、自己負担の原則から、無料ではなく1割負担にした。
●(11時半 アップ)
無料の方がかっこいいに決まっている。
おいしいものがいいに決まっている。
ただがいいに決まっている。
でも、それではいけない。
議会で反対された。無料ではないのかと。
職員も頑張った。
福祉は地域内産業だと先ほど話した。
税収というのは、だいたい一定のもの。
すると「何もかも」を行政が取り組むことはできない。
政策的経費を首長がおこなうためのお金は必ずいる。
職員の首は切れない。
退職者がでて、減って、不補充で職員を減らす。
仕事は、できるだけ外に出す。
そういうことで地域の雇用も増える。
高浜市は、職員の人件費は税収の30%以内としている。
以前は平成7年は40%だった。
今は23%になった。
行政も全部抱え込んでよいのか。
行政サービスもいろんな担い手がある。
そういう価値判断をする中で、地域の仕事が増える。
指定管理についても、第三者監視をしっかりする。
社会保険庁を見ればわかるでしょ。
公務員がすべて、という訳ではない。
市民の中のやりたい、という人たちを発掘し、必要な教育をし、自分たちのことは自分たちで、やってもらう。
そこで、新たな人材が生まれる。
そういうことが我々の役所の仕事だ。
(予定の11時30分ぴったりに終了。あっという間のお話=それだけ、おもしろい話だっということ。
大きな拍手だった)
このあとは、質疑。
●11時45分 アップ
Q 以前、高浜市の社協を訪れた。
アウトソーシングができない理由を。(会場から、「やっているよ」との声あり)
Q 総合サービスをしないのか。
A 全部てなく、これは、出せるのか、少しずつ出してしていく。
時間がかかるが、そうしている。
市民が喜ぶサービスが一番大事。
それから、組合が強いところは、なかなか大変(笑)
なにしろ、時間がかかる。
Q まちづくりの、会議などの参加人数はどれくらい
A (聞きももらしちゃった)
Q 町内会の組織率はどれくらい
A 70%位。だんだん減ってきている。
当初考えたほど、組織率が上がらない。
Q 個人の市民税の1%といが・・
A 2600万円。
5つの区がある。
手挙げ方式。
プレゼンをしてもらって、どこのどれにするかいくらにするか決める。
だから、2600万円の全部を使わないこともある。
3年持ちこし。
●12時
Q 上限額は
A 500万円。
Q 自治基本条例の状況は
A 子どもたちにも、目を向けたものにしたい。
Q 名古屋市の河村市長の地域委員会、なかなか議会をとおりそうにない。
A 任期のこともあろう。
長いと、選挙に利用される。
高浜では、自治会長は1年にしている。